Hear from our Employees
座談会
高め合える環境が
自律的なキャリア形成を加速させる
マネジメントソリューションズ(以下MSOL)では、前職でSEやコンサルティングの
経験がある人材が多く働いています。
競合の存在しない“実行支援に特化したPMO”を可能にしているのは、
そうした個々の職歴に加え、弊社特有のナレッジと、
自律的なキャリア形成を育む文化によるところが大きいと言えるでしょう。
各自の成長と、会社の発展が密接にリンクする弊社の環境について、
異なる分野で奮闘する3人のPMOと、
人事のスペシャリストであるキャリアマネジメント部部長による座談会を通して紹介します。
状況に応じて柔軟に、
成功のために最適な働きを
上條
PMOの役割について、プロジェクトマネージャーとの明確な違いを交えて説明してもらってもいいですか。
T.G
私は、業務上の違いはそれほどないと思っています。もしもプロジェクトマネージャーが組織内で機能している場合は、PMOは黒子に徹し、補佐役として誰も見えていないところを“見える化”します。一方で、自ら先頭に立ってプロジェクトを推進していく役割を求められる場合もあります。
H.T
トップダウン型のプロジェクトマネージャーには判断材料となる情報を提供するし、ボトムアップ型の方は全体を俯瞰で捉えるのが不得手な場合が多いので、それを補うために動きます。常に組織に足りないところを自身の判断で補わねばなりません。よりPMOに求められるのは柔軟性でしょうか。
O.K
プロジェクト成功のためであれば、PMOは何をやってもいいのだと思います。お客さまが望むことをヒアリングして対応し、同時に自ら気づいたことは率先して働きかけていく。そしてプロジェクトに関わる全ての人をつなげるのも、大切な役割だと言えるでしょう。
上條
一概には言えませんが、PMOの方がより幅広い役割を担うことが多いのかもしれませんね。では、具体的に仕事内容について話してください。
T.G
クレジットカード会社の特定のプロジェクトの実行支援を行っています。8社程度の候補からITベンダーを選定するところから一任され、要件定義が終わり、今は基本設計を支援しています。ベンダーと、お客さまのIT部門やユーザー部門の間に立って連携をとり、出てくる課題を一つひとつ整理し、解決に導くのが役割です。
H.T
私はエネルギー関係の会社のプロジェクトを支援しています。小さなプロジェクトを行う複数のチームが集まり、それを取りまとめて大きなプロジェクトにする、プログラムマネジメントに近い案件です。全チームで60~70人、さらにベンダーが加わる中で、チーム間の横の連携を保ち続けるのが、今の私の主なタスクです。
O.K
個別のプロジェクトを三つ支援しています。お二人とは異なり、支援を通して20代後半から30代半ばの若手のプロジェクトマネージャーを育成するのが私の役割です。PMOの視点から、進捗の管理や課題への対処など、必要なことをアドバイスします。育成が主な目的なので、あまり前に出過ぎないよう心がけ、後方から見守りながら支援します。
入社の決め手はPMOの
“実行力”
上條
3人は全員SE経験者ですね。T.GさんはSIerで金融プロジェクトにプロジェクトマネージャーやPMOとして携わり、H.Tさんは流通企業の社内SEとして担当プロジェクトを束ねていました。またO.Kさんは営業やコンサルの経験もあります。あらためて転職の動機を伺いましょうか。
T.G
前職に不満はありませんでしたが、PMOの経験を積んだことで、さらにマネジメントに特化したスキルを伸ばせる環境を求めていました。そんな私の志向にぴったりで成長を続けているMSOLを、紹介会社が薦めてくれたのです。
H.T
同じく、プロジェクトマネジメントを究めたくなったことが動機です。勤めていたのが事業会社なので、社内の職種や業務も多岐にわたっていて、必ずしもプロジェクトマネジメントに専念できる環境ではありませんでした。
O.K
私の場合はPMOを専門部署で働いていたのですが、5000人規模の企業でありながら部署内の人間が3人しかおらず、できることや自身の成長に限界を感じたので転職を決意しました。
上條
数ある企業の中から、MSOLを選んだのはどうしてですか。
T.G
大手コンサルファームと違ってPMOに特化している点が魅力でした。入社してみたら、リピート率が8~9割とお客さまとの付き合いも長く、とても愛されていることを実感しています。コンサルファームの場合、途中でプロジェクトを抜けることもあるので、MSOLのような関わり方はできないでしょうね。
H.T
私が迷わずMSOLに入社したのは、その「実行力」に惹かれたからです。ただプランを示すだけではなく、プロジェクトの成功に向けてあらゆる施策を講じ、柔軟に動く。やりたいことを究められる会社だと思いました。
O.K
仕事柄、業界内で有名だったMSOLのことは知っていました。私がこれまでに学んできたPMOは、プロジェクトの“見える化” を徹底し、得られた情報をもとにプロジェクトマネージャーの意思決定を支援すること。そのスキルを伸ばせる環境を探してみて、ぴったりと当てはまる転職先はMSOL以外になかったのです。
描くキャリアを、実現できる
環境が待っている
上條
皆さん、今の仕事をとても楽しんでいることが伝わってきますが、それぞれの今後のビジョンを聞かせてください。
T.G
今取り組んでいる金融ソリューション検討会を、事業化して収益を上げられるように発展させたいですね。数年後には実現したいと思っています。
H.T
私は流通関係の事業を立ち上げたいと考えています。さらに10年後を目途にアジアへ展開したいですね。父親が携わったプロジェクトの関係で、小学生の頃にインドネシアに住んだ経験が影響しているのかもしれません。
O.K
まだ私は具体的なプランを描けているわけではありませんが、誰もが自律的にキャリアを形成する職場にいることで感化され、一つひとつ課題をクリアしていく中で明確になってくると思っています。自ずと学んで成長することに積極的になれますね。
上條
そんな充実した日々を送っている皆さんから、MSOLへの入社を検討している方へメッセージをお願いします。
O.K
誰もが自分の経験を提供し、仲間から知識を得て、互いに高め合える環境です。弊社を訪ねて来ていただければ、これからどう生きていくかのヒントを得られるかもしれませんよ。
H.T
そうですね。MSOLのことを知ってもらうには、実際に働いている人間と会って話すことが一番だと思います。ポジティブな社風を感じていただけるのではないでしょうか。
T.G
今日考えたことを明日からすぐに実行できるような会社です。今の環境で挑戦がなかなか報われず、したいことが実現できていない人には魅力的な職場でしょう。チャンスをつかみ取ってもらいたいですね。
上條
MSOLの誰もが、いろんな人と語り合いたいと思っています。少しでも興味をもてたなら、ぜひ一度、気楽に足を運んでください。キャリア形成に積極的な皆さんと、お会いできる日を楽しみにしています。
連携しやすい環境だからこそ、
積極性が必要
上條
入社前からの望み通りPMOの分野で力を発揮しているようで、その充実ぶりが窺えますね。実際に働いてみて、MSOLに対してどのような感想を抱きましたか。
H.T
自由度の高い会社だというのが、一番の印象です。クライアント先でも社内でも、業務に制約が少ないと感じます。風通しがよく、他部署との横の連携が取りやすいので、とても働きやすいですね。勉強会も自由に開けますし。
T.G
本当にその通り。私は金融ソリューション検討会というのを立ち上げて活動していますが、社内の許可を得る必要はありませんでした。H.Tさんにも参加してもらい、有志を7名集めて年間に5~6回の勉強会を開いています。
O.K
自発的な勉強会が活発なのは、MSOLの特徴ですね。あと驚いたのは、意外と社員間のフォローが手厚いこと。自分の仕事に責任をもつことは当然ですが、困った時は周りに遠慮なく相談できます。互いに助け合う文化があると感じますね。
T.G
社内で相談事を発信したら、各方面からたくさんの返信があるので驚きますよね。アドバイスをもらえたり、社内にある資料について教えてくれたり。「時間をつくるから打合せをしよう」と声をかけてくれる人もいる。
上條
面倒見のいい人が実に多い。チーム全体でバリューを出そうという考えが浸透しているのでしょうね。
H.T
そして経営陣との距離の近さを感じます。フランクに意見を言える雰囲気がありますし、自分一人の行動が、会社に与えるインパクトの大きさも実感できる。
O.K
それだけに自分の意志をしっかりと持ち、考えを発言できなければならないと感じます。自分がこうなりたい。会社をこうしたい。それを考えて自発的に行動できる人が向いている会社だと思います。
上條
会社の意思決定に、少なからず関与するチャンスがある職場ですね。自己の成長に積極的な方には、やりがいのある環境ではないでしょうか。
PMソリューションビジネスユニット
マネージャー
H.T
PMソリューションビジネスユニット
事業部長
T.G
PMソリューションビジネスユニット
副事業部長
O.K
キャリアマネジメント部
部長
上條 淳
PMソリューションビジネスユニット
マネージャー
H.T
大学卒業後、大手流通企業にてシステム開発に従事。全社SCM対応や、大手ECサイト向け対応等大小さまざまなプロジェクトに参画。同時期に外部システム監査の対象プロジェクトを担当し、手順に則ったプロジェクト管理を実施することで、過去に例のない、全工程を通して安定したプロジェクト遂行を実現。プロジェクトマネジメントのスキルを磨き、全ての工程に貢献することで、関係者全員と成果を共有する喜びを味わいたいと、2014年マネジメントソリューションズに入社。
PMソリューションビジネスユニット
事業部長
T.G
大学卒業後、1999年より国内大手独立系ITベンダーにおいて約15年間大手金融系企業の基幹システムなどの大規模システム構築・導入に関する業務全般を経験し、システム開発・導入プロジェクトにてプロジェクトマネージャーやPMOに従事。その後、よりマネジメントに特化したビジネスに興味が湧き、2014年マネジメントソリューションズに入社。現在は現場マネージャーとしてクレジットカード会社様の入会審査システム更改プロジェクトを担当。
PMソリューションビジネスユニット
副事業部長
O.K
大学卒業後、国内大手SIerへ就職。ネットワークソリューションの提案営業を経て、コンサルファームへ1年半出向し、プロジェクトマネジメントを学ぶ。復帰後社内初のPMOとなり、プロジェクトの進捗管理・品質管理・変更管理等やCMMIレベル3のアプレイザルや全社品質管理標準策定支援を経験。2013年にマネジメントソリューションズへ入社。人命に関わるミッションクリティカルなシステム開発のプロジェクトをはじめ大小様々な個別プロジェクト支援のほか、クライアント内のPM候補人材育成支援等に従事。
キャリアマネジメント部
部長
上條淳
大学卒業後、大手住宅設備機器メーカーに入社し、法人営業を担当。1999年より大手人材派遣会社にて法人営業職およびスタッフコーディネイト職に従事し、米国CCE,Inc認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格を取得。30代シニア層を中心に転職を支援する人材紹介エージェントにて法人企業の営業担当、転職希望者のキャリアコンサルティング業務に7年半従事。2012年マネジメントソリューションズに入社。人財部スタッフ職、人財部部長職を経て、2016年キャリアマネジメント事業部、事業部長に就任。